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<再生への旅6 > 本震後、2週間ぶりに自宅へ

 

 

シリーズ化して<再生の旅>となった

2016年熊本地震からの流れを綴っております。

 

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(これまでの記事)タイトル、クリックすると記事に飛びます。

 

vol. 00 新たな旅のはじまり、はじまり☆

vol. 01 宇宙の采配~すべてはなるようになっていく

vol. 02 熊本地震と母の還暦

vol. 03 熊本地震・本震の日 

vol. 04 地震後の避難生活  

vol. 05 止まった時間 

 

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夫から連絡を受けて

GW頭、2週間ぶりに自宅に戻ることになります。

 

この時、親友が仕事を休んで

手伝いについてきてくれました。

 

 

長距離移動は、ひとりが好きな私も

この時ばかりは、友人が一緒に来てくれて

道中、話し相手になってくれて

ケラケラとたくさん笑って

ずいぶんと気が紛れて救われました。

 

 

 

 

 

2週間ぶりの自宅は

本震で更にひどい状態になっていて

冷蔵庫も倒れていて異臭が・・・

 

さっさと片付けられるだけ片付けようと

友人がテキパキ動いてくれました。

 

 

 

わたしたちが、自宅に到着してから

2時間くらい経ってかな。

 

お昼頃、、在日コリアンコミュニティーで働いている

若い子たちが(6人?7人?くらいだったかな)

わざわざ福岡から手伝いに来てくれました。

 

中には、女の子もいて

まだまだ余震が続く熊本へ娘を送り出す

ご両親をおもうと、なんとも言えない気持ちに。

 

 

 

 

男の子たちが、すんごい腕力で

せっせ、せっせと

倒れて壊れた家具などを移動してくれたり

 

エレベーターも動いていない状況で

13階までを何往復もして

ひとまず、持ち出すものをトラックに積んでくれたり。

 

 

 

そこから更に、数時間経った頃、

「エレベーターを今から試験的に動かします。

被害のひどかった階は停止いたしません。」的な

お知らせが貼りだされ、タイミングの良さに心が晴れました。

 

 

おかげで、そこからの荷物運びは

スムーズに進みます。

 

人が乗るには、何かあったら大変だからと

荷物だけ積んで1階で受け取る。を何往復も。

 

 

 

 

「そんれは、何をどうすればいいか指示して。

キッチン周りは自分がするから。」と、

友人は、異臭のする冷蔵庫周辺を片付けてくれて

 

おかげさまで、

夕方過ぎには、なんとか足の踏み場が出来るまでに。

 

 

 

その頃、夫から

「そこでは住めないから、今日中に全部、荷物出して。」と

連絡があるのですが

 

 

とても1日で片付くような状態ではなく、

軽トラックもすでに物でいっぱいだし、

 

みんな、休むことなく、何時間も

手伝ってくれていて

とてもじゃないけど、これ以上は頼めないし。

 

 

友人だって、暇で来てくれてる訳でもなく

これから北九州に戻っても着くのは夜遅くなるし。

 

娘のことだって気になるし。。。

 

 

それに、

家を出ることを急に決められても困る!

帰る場所がなくなる!と、イライラモードに。

 

 

 

 

 

夫も仕事柄、地震後、尋常ではない忙しさで

ゆとりがなくなるのもわかるし

ピリピリするのも理解できるから

 

極力、彼の意向に沿えるようにと

思っていたけど、こればかりは、無理。

 

 

 

お互い、ピリピリムードで話しても

全然、建設的ではないし、

不毛でしかないので

 

わたしはわたしで出来ることをしよう。

無理なものは無理だし。

 

と、自分の出来ることに集中しようと

この時、決めて、

 

残った荷物は、後日、また戻ってこよう。と

自宅を後にしました。

 

 

 

 

夜7時も過ぎていたので

友人と何か食べないとね。と、

熊本インター近くの飲食店へ入ったときに

また大きな余震が。

 

 

瞬時にからだが固まるも

友人が、笑いながら過ごしてくれるので

ここでも、また気が紛れて、救われました。

 

 

 

この日ほど、

在日コミュニティーという存在に

感謝したことはないかもしれません。

 

これまでも、

私は小さいころから

ここで守られて育ってきたし

感謝はしていたのですが、

 

こんなにも深く深く

感謝したことはなかったです。

 

 

 

 

そして、異国の地で、

ここまでのコミュニティーを作り上げてきた

1世、2世の生きていくチカラ、

パワフルさ、凄さを あらためて感じました。

 

 

 

 

 

 

つづく。