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<再生への旅8 > 自宅を手放すことに

 

 

シリーズ化して<再生の旅>となった

2016年熊本地震からの流れを綴っております。

 

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(これまでの記事)タイトル、クリックすると記事に飛びます。

 

vol. 00 新たな旅のはじまり、はじまり☆

vol. 01 宇宙の采配~すべてはなるようになっていく

vol. 02 熊本地震と母の還暦

vol. 03 熊本地震・本震の日 

vol. 04 地震後の避難生活  

vol. 05 止まった時間 

vol. 06 本震後、2週間ぶりに自宅へ

vol. 07 コミュニティーであり、コミュニティーではない 

 

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また、いつ大きな地震がくるかわからないから

高い場所では住めない。

あそこは出る。という夫の考えは変わらず。

 

次に住む場所が決まってからでもいいじゃない。

そんなに急がなくても。という私の考えも変わらず。

 

 

 

 

ずっと、このままでは話し合ったところで

平行線のまま折り合いはつかないし

 

熊本でずっと余震の中、過ごしているのは夫だし、

私は避難生活とはいえ、足のばして寝れてる訳だし、

 

確かに、いま戻って、また大きな揺れがあった時に

娘に何かあったら、一生、後悔する気がする。と

 

 

半ば自分に言い聞かせるように

自宅を手放すことを受け容れます。

 

 

 

 

 

まさか、こんな形で家を出ることになるとは

想像なんてしたことないし

 

結婚して熊本に来てからずっと住んでいた

思い出もたくさんある場所で

気持ちの整理がなかなかつかずでしたが、

 

家族がみな無事だったからそれだけで充分。と、

何度も何度も 自分に言い聞かせながら。

 

 

 

 

自宅だった場所の最後の片付けに

熊本地震からちょうど1ヶ月が経つ頃に、再び、熊本へ。

 

もう住むことのない自宅だった場所を

きれいに片付けるために3日間だけ

娘を母にお願いしました。

 

 

 

 

この記事でもつづりましたが)

 

地震後、娘は、私の通った幼稚園が

すぐに受け入れてくださり

楽しく過ごしているようでしたが、

 

幼稚園での保育は、すべて母国語でおこなわれるため

娘にとっては、いきなり外国で過ごすような環境で

 

それでなくても、家に帰れず、

アッパ(お父さん)ともずっと会えずにいて

娘は娘でストレスを感じていて

 

そんな中、オンマ(母)とも3日間会えないという状況。

 

 

 

幼稚園に行く前に

「3日間だけ、おうち片付けてくるね。」というと、

 

涙を必死に抑えようとしながら

「オンマ、大丈夫?地震、大丈夫?戻ってくるでしょ?」と。

 

 

これには、まいりました。。。

私まで泣きそうに。。。

 

 

 

出来る限りの明るい声で

「大丈夫よー! ちゃんと戻ってくるから♪

 ○○は、ユチウォン楽しんで

 戻ったら、話聞かせてね♪♪♪」と、

 

むぎゅむぎゅとハグをして、娘を送り出し、 

その後、熊本の自宅へと。

 

 

 

 

とにかく3日間で、

出来るだけキレイな状態にして

ここを出たいと思っていたので

 

どうやったら効率がいいか考えつつも

片っ端から片付けていきました。

 

 

 

夕方近くなると、仕事先から、夫が心配になったのか 

「ご飯食べた?

こっち(義家族が仮住まいをしていたアパート)で

寝た方がいいんじゃないか。」と、連絡をくれるのですが、

 

この時の私にとっては食べる時間も寝る時間も、

時間の無駄遣いに感じられて

「私は、大丈夫。」と、ひたすら片付けに没頭。

 

 

 

夜中、さすがに仮眠をとらなければ。と

夜は、少し寝るようにしましたが

 

2日目の夜、また大きく揺れて

ひぃぃぃぃぃ・・・ となりました。

 

 

正直、本震の時の方が揺れが大きかったはずなのに

その時は、あまり恐怖感がなく

その後、からだが緩まずに過ごしたせいか、とても怖く感じました。

 

 

 

 

 

最終日、きれいな状態にして去りたかったので

出来る限り、床拭きなどもして

 

最後、玄関を出る時は

心の中で「ありがとうございます」とつぶやきながら

大きく一礼をし、

自宅だった場所を後にしました。

 

 

 その時に撮った、熊本の空と月。

 

 

 

 

北九州に戻ったときは、夜遅い時間だったので

娘はすでに寝ていたのですが

翌朝、 娘は、るんるん♪で3日間の出来事を聞かせてくれました。

 

  

「わたし、わがまましなかったんだー。

だって、ハルベとハンメは歳だからさー。

オンマにはわがままするんだー♪」

 

と、堂々とわがまま宣言まで。(笑)

 

 

 

この3日間、娘が寂しい想いをしないようにと

母がすごく気を使ってくれて

おかげで楽しく過ごせたようです。

 

 

 

 

 

実は、この辺りからの

2016年の記憶がほぼないのです。。。汗汗汗

 

正確に言うと、今年の春分あたりまで

どう過ごしたかがあまり思い出せない。。。苦笑

 

 

 

 

自分の内的変化だけは、はっきりと覚えているのですが

出来事としての記憶が。。。汗

 

FBやブログ、インスタでの過去投稿を辿りながら

記憶を呼び起こし中。(^^;