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vol.62 わたしたちの根源的な物語

【Op.000 A fandamental frequency 】

子どもの頃からこれさえあれば

他のすべてがなくなっても生きていけると

大切にしている宝がありました。

 

心がざわざわしたりチクチクしても

この宝があるから大丈夫。と思えました。

 

 

 

 

10代後半、宝にカタカタと罅(ひび)が入るようになり

その度にさみしい気持ちになりました。

 

20代半ば、大きな罅が入り、これ以上壊れないようにと

私は大切に大切に、それを抱えるようになりました。

 

 

 

それが、30代に入り、ガタガタと音を立てて壊れてしまい

私は必死にその欠片を集めて握りしめました。

 

ある時、壊れた欠片を持ち続けても仕方ないのではないかと思い、

いっそのこと捨ててしまおうとしましたが、

それでも修復する方法がどこかにあるかもしれないと諦めきれず

握りしめたままでいました。

 

 

 

その宝が2年前にサラサラと跡形なく

掌からこぼれ落ちていきました。

ショックのあまり、私は数日、起き上がれずに寝込んでしまいました。

 

ずっとこうしている訳にもいかないと思い起き上がってみると

目の前には満ち満ちた世界がありました。

 

これさえあれば何があっても生きていけると信じて

大切に大切にしてきた宝は、幻だったことを知りました。

 

 

* * *

 

これは、私の物語です。

そして、あなたの物語でもあります。

 


人生に魔法をかけるアルケミークラス(セラピスト育成)
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