

2015年1月28日投稿分を
別サイトより転載です。
☆ ★ ☆ ★ ☆
ミュージシャンである小沢健二氏の
<それは「自己責任」という言葉でした>
という記事をご紹介いたします。
(※現時点で転載元は削除されておりました)
人には、動物たちや、山や、神々の痛みさえ、
「そんなもの関係ないよ」と切り捨てるのではなく、
「自然を大切にしましょう」とアタマで考えるのでもなく、
自分のお腹の中にある、正直な痛みとして、
「ああ、これはひどい」と感じとる。
(中略)
つまり、ある人が、貧しいものなどをみて、
「ああ、見ているこっちのお腹の中まで痛むようだ。
どうにかしなくては。」と思うと、
手を差しのべずにはいられなくなって、
その差しのべられた手によって、
人と、まわりの者や自然が、つながっていくのでした。
そうやって人をまわりの者や自然とつなげている「親切」を、
人のこころの中から追い出していくために、
灰色は、言葉をつくるのが上手い手下たちを使って
ひとつの言葉をつくり上げました。
それは、「自己責任」という言葉でした。
「自己責任」という言葉をこころに叩き込まれると、
人は苦しんでいる人を見かけても
「あそこに苦しんでいる人がいるが、
あれは自己責任で、私が感じる必要はない苦しみだ」
と思うようでした。
ということは、「自己責任」という考え方を
人のこころに叩き込むことによって、
まるで除草剤を撒くように、雑草のように生えてくる
「親切」という行いを、
根絶やしにすることができるはずでした。
けれど、人は、長い間、
貧しい人や、死者や、動物たちの痛みを
いつも感じとって、親切をし、生きてきたのでした。
その親切を失って、人がどうやって生きていくかは、
「自己責任」という言葉をつくった手下たちにも
わかりませんでした。
☆ ★ ☆ ★ ☆
いくつかの捉え方ができる
すごくデリケートな部分の話だと思ったのですが
あなたはどう思われましたか?

(ここからは2020年現在時点)
上記の記事は、
いまから約6年ほど前の記事です。
まだ娘は小学生に上がる前ですね。
娘とも、この物語を一緒に
読み解きながら、意見を言い合えるといいなぁ。
と思います。
絶賛水疱瘡中の娘ですが
徐々に症状が緩和してきていて
今日は、寝る前に
「人間関係」の話をしていたのですが
人と人との仲を裂くためには
「嘘」を平気でつく人たちっているよね。
という話になり、
それは、何も人の仲を裂くだけではなく
自分都合で自己の利益のためだったら
友だちのふりして、
平気で嘘をつく人もいるのだということを
私に教えてくれた人がいます。
ぜひ、併せて、読んでみてください。

#プシュケ☆セレクト
#イマジン
#ジョンレノン
個人的にとても好きな曲のひとつです。
歌詞に生きていく上で大切なすべてが
ここには表現されている気がしています。

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