

【 PSYCHE STORY 】そんれのプシュケな日々
プシュケは、「呼吸・いのち・たましい」のこと
わたしには尊敬している精神科医の先生がいます。
神田橋條治先生です。
お会いしたことはありません。
お会いしてみたいと思い続けるも
どうやってコンタクトをとったらいいのかわからずに
10年近くが経過しています。
ファンレターの書き方もわからずに
会い方もわからずに、新刊が出ては、
手にし満足する。という
ただのアイドルのおっかけみたいな感じです。
30代、結婚生活でもがき苦しみ廃人となって
数ヵ月、実家に帰省していた頃に
私は、それまでに買いためていた
心理療法の本を大量に読みました。
その頃、3ヶ月くらいの間に
大袈裟でもなんでもなく
100冊近い本も購入しているはずです。
人によっては、
少ないと思う方もおられるかもしれませんが。( ̄▽ ̄)
当時、からだが思うように動かず、育児もままならず
誰とも会わず、誰とも会いたくなく、ずっと寝込んでいて、
母に「そんれ、少しでもいいから、ごはん食べなさい」と起こされ
「あ、また寝すぎてしまった。」と昼かと思ったら
すでに時は、夕刻。
その頃、サウンドヒーリングスクールの
増川いづみ先生が監修された水に関する本や
神田橋條治先生の書籍に出会い、
いづみ先生の本は私には難しすぎて
読む気にならずにいましたが
神田橋先生の一冊の本は、すーーーっと馴染むように
からだに染み入るものがありました。
一冊の本に、わたしは大きく救われ
この世界を生きたい。
と、その本を何度、読み返したかわかりません。
表紙も私好みの素敵なデザイン。
私の好きな紙質に、私の好きな色。
いまは、ボロボロになっています。
ずっと、手元に残しておきたい一冊です。
専門書は、堅苦しくて放り投げたくなることがあります。
素敵にデザインが施された書籍たちは
生涯、身近に置いておきたいほど、私にとっての宝物です。
☆ ☆ ☆
新年の記事とするには内容としてどうなのだろうという
思いを抱えたまま、思うままに、想うままに、
いま、この記事をつくっています。
昨年、離婚話をしてから、一年以上の時を経て
ようやく、紙面上でも、それが成立しました。
在日コリアンは特殊な民族です。
おそらく世界的にもそうであるのではないかと。
離婚一つするのに国を跨いでしか
その手続きが出来ません。
めんどくささの極みを生きています。
とにかく、役所に行っても、
スムーズに事が運んだことがないに等しいのです。
それじゃなくても、苦手過ぎる場なのに。。。
からだが拒否ってるのがわかるくらい
役所に行く時は、びっくりするくらい
財布か電話を忘れていきます。
その上、手続きのややこしさに
莫大なストレスで
頭がもげそうになる。という。。。
白髪が増えても仕方ないし
円形脱毛になってもいいくらいなのに
白髪が、昨年、数本、発見した以来、増えてくれないから
苦労してるってことを知らしめることが出来ません。
残念過ぎることに。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
結婚生活は、尊厳などない時間の方が多く
それでも、人は変わり続けるという希望を捨てず
苦しい中にも、私なりの楽しみや喜びを見出してきました。
熊本地震後、最も願い続けて来た
円満離婚が、ようやく、実現し
そこに至るまでには、そことは関係のないところで
破壊的に尋常ではない恐怖と痛みを感じ続けた
2019年ー2020年。
きっと、わたしだけではないはずです。
多くの人にとって、そういう時間枠であったのではないか。
と、個人的には思っています。
時代が大きく変わりゆく時は、そのカオスを
それぞれが、それぞれの世界で
生きているのだろうと想像します。
予知していた人は世界人口の何割いるのだろうと思う
ウイルスの可視化は、多くの人を恐怖に陥れ
不安を掻き立てたのであろうと想像します。
昨年の春、
心理療法の世界に大きく寄与された
河合隼雄先生の一番弟子にあたられる方から
「生きていくとは、大変なことですね。」という
一言が添えられた年賀状が届いたという話を
師が聞かせてくださいました。
その真意を、私は生きているうちに
感じとることが出来るでしょうか。
そうであるといいな。と、思う私が
「いまここ」を生きています。

#サウンドヒーリング
#癒し
